軽減税率で法人税務申告は大変になる。

昨日の富士五湖震源地震はびっくりしましたね。
被害がなくてなによりです。

でも日本列島の火山活動が活発になっているように感じるのは私だけではないでしょう。

ところで皆さんは、自分が払った消費税は、一円残らず国庫に入っていると思いますか?

以下国税庁発効の「消費税のあらまし」を参考に、私の理解できる範囲での説明です。
簡易課税制度を批判するものではなく、軽減税率を批判するものです。)

消費税の負担者は、消費者(商品を買った人)で、納税義務者(税金を税務署に払う人)は事業者(商品を売った人)となる。
消費税の税務申告では、一定規模以下の企業は簡易課税制度が認められていて、業種ごとにみなし仕入れ率で計算することが認められている。

つまり卸売業だったら、100万円の売り上げのうち90%の90万円を仕入れとしてみなすことができる。
この場合、実際の仕入れ価格に関わらず仕入れ控除税額を100万円 X 8% X 90%=7万2千円として、
100万円の売り上げの8%の8万円から7万2千円を引いた8千円を消費税として納めればいいことになっている。

このように細かく仕入れに対する消費税を1円まで正確に計算していないこともある。

税務署に収める消費税は事業者の売上げにかかる消費税から、仕入れにかかる消費税を引いたものとなるが、
仕入れ値の計算時に簡単な方法による計算が認められている。

あと、いろいろな決まりがあるが今でさえとても素人の理解の範囲を超えている。

軽減税率が適用されると、複数の税率や業種を扱う企業は、この簡易課税制度が使いにくくなり、さらに複雑な税務処理を行わなくてはならなくなる。

このことは、ただでさえ複雑な消費税の申告に大変な作業の手間をとられ、国民の活力を奪うことになる。
また税率が軽減された業種は生き残り、そうでない業種は生き残れない等不公平を生む。

特に高齢化した零細小売店等は、事業を継続できない恐れがある。

また公明党の山口代表が「書籍や新聞は8%の軽減を適用する」と言ったが、
自分の立場を利用したマスコミや各業界の操作等もやりやすくなり、
不正や汚職の温床になりやすい。

地獄への道は善意で舗装されている」とは、このことだ。

シンプルに消費税を5%に戻す方がいいと思う人は比例は「幸福」とお書き下さい!

激安スーパーの開店日に行ってみた。

消費税増税の延期が決まる前は、スーパーやデパートは死んだようでした。
「このまま消費税が10%にあがって、皆倒れていくんだなー。」という感じでした。

消費税延期が決まって、街は少し元気を取り戻したように感じました。

激安スーパーの開店日はすごかったですよ。
老いも若きも皆大量に買っていました。

「こんなにバイングパワーがあるんだ。」と思いました。

消費税という生活に密着した税金がいかに消費者の心理に影響を与えているか、
「少しでも安いものを買いたい。」という庶民の気持ちを政治家にわかってほしいですね。

コストコ等主婦に人気の外資スーパーなんかも、大量買いして友人同士で分け合ったりしますが、
軽減税率で精算が面倒くさくなりますよね。

消費税減税で豊かな暮らしを実現したい人は、是非比例は「幸福」でお書き下さい!


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