130万円の壁は103万円の壁より高い
夫が会社員の妻の収入が年130万円を超えると国民健康保険料と国民年金保険料合わせて月約2万円の負担が発生します。(健康保険約5千円、年金約1万5千円)
今までは夫の会社の健康保険や、3号保険者で支払う必要がなかったものです。
パート収入でこの壁を越えそうになると、勤務時間を調整して超えないようにする気持ちはよくわかります。
年間24万円の負担が一気に発生します。時給1000円の場合240時間分の働きが保険料で消えてしまうのですから。
1日6時間働いて、40日分ただ働きになるという感覚ですね。
厚い壁です。
安倍政権が女性の活躍を後押ししたのは、
「この保険料を女性も払ってね。」という意味でしょう。(と私は思う)
年金、健康保険財政苦しいですからね。
103万円の壁は、給与所得控除65万円と基礎控除38万円を足した額で、所得税、住民税を払わなくても済む収入金額です。
夫の配偶者特別控除も妻の所得(収入ではなく)が76万円までは段階的に減るので、一気に大きな打撃を受けるわけではないです。
また国民年金保険料を払ったからといって(1号)、3号保険者より年金を多くもらえるわけではありません。
やはりこのあたりの壁を薄くしないと、人手不足等で女性を活用したくても大きな障害になります。
一昔前に、女性によかれと思ってつくった制度が、今は逆に女性を縛る制度になっています。
政府が(善意で?)いろいろな制度を作っても国民にとっては制度疲労化または、よけいなお世話といういうことは多いです。
それよりも減税がありがたい!!
減税で浮いたお金を各自のニーズに応じて使ったほうがうれしいですね。
私たちもあまり社会保障に頼らず(期待せず)自分のことはできる限り自分でやっていこうとする態度が、重税から免れ活気ある社会を作る鍵だと思います。
相続税だって徴収されるのは、当たり前ではありません。
親たちが汗水たらして、所得税、住民税その他社会保険料を支払ったあとの残りです。未来の子供たちに残したいですよね。
そのためには声をあげなくてはなりません。
幸福実現党を選べば、これらの重税にNO!と言えます。
自分たちの意思を表しましょう!
比例は「幸福」(全国どこでも)